住む場所を決める際のポイントは、周辺環境、職場や学校へのアクセスの良さ、駅からの距離等があります。日本の公立小学校や中学校に通われる場合には、それらに加え希望する学校に通える地域内を選択する事が必要となります。そこで今回は、居住するエリアを決める際に知っておくと便利な「学区」についてご説明致します。
学区とは、各自治体の教育委員会が、通学可能な公立学校を住んでいる場所によって指定する制度です。子供達の安全性等を考慮し、小学校の場合徒歩で、中学校の場合自転車で通える範囲内が指定される事が多いです。日本には、地方公共団体が設立する「公立学校」、国が設立する「国立学校」、民間か設立する「私立学校」等があります。国立・私立の小学校には学区はありませんが、通学可能な範囲が指定されている学校も多くあります。
各自治体のホームページに掲載されています。全国の学区が調べられるサイトもありますが、自治体による変更が随時反映されていない場合もありますので、直接自治体のHPで確認されることをお勧め致します。
地域によっては「学校選択制」という、学校を選ぶ事ができる制度があります。しかし、すべての地域にこの制度がある訳ではありません。また、「学区に隣接した区域の学校のみ選択可」等、通学できる学校に制限がある場合もあります。
お子様に楽しい学校生活を送らせてあげられるように、通学する学校の登下校の負担が少しでも軽くなるよう、学区や通学可能な範囲内にある住宅を選ばれる事はとても大切な事だと思います。
どんな場所に建つ、どんな家に住むのか?家探しには考えなければならない事がたくさんあり、迷われる方も多いと思います。Japan Living Guide には、家探しに役立つ様々な情報や地域情報等が、多数掲載されておりますので是非参考になさってください。
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