インターナショナルスクールは、英語教育や国際感覚を身につける場として注目されています。しかし、その学費は一般的に高額であり、多くの家庭にとって大きな負担となることがあります。この記事では、日本国内のインターナショナルスクールの学費について詳しく解説し、無償化や就学支援金など、学費を抑える方法についても触れていきます。
日本のインターナショナルスクールの学費の相場は、東京で年間約200万円~300万円で、アメリカのニューヨークや中国の北京、スイスのチューリッヒなど、他国のインターナショナルスクールと比べると、相対的に良心的な価格帯と言えるかもしれません。
インターナショナルスクールの学費は、授業料だけでなく、修学旅行や遠足、PTA会費、学用品、教科外活動費、通学費、スクールバス代、制服費用などが別途かかります。さらに、家庭内学習費や学習塾、スポーツ、習い事などの「学校外活動費」がかかる場合もあります。
また、一般的に受験料(3~5万円)の他、入学金として500,000円~1,800,000円がかかります。
ASIJ
https://www.asij.ac.jp/admissions/tuition-fees
British School in Tokyo
https://www.bst.ac.jp/admissions/fees
Nishimachi International School
https://www.nishimachi.ac.jp/admissions/tuition-fees
Seisen International School
https://www.seisen.com/join-us/tuition-fees
St. Mary's International School
https://www.smis.ac.jp/admissions/tuition-fees
満3歳になった後の4月1日から小学校入学前までの3年間:幼児教育・保育無償化の対象となり、月額の上限内で利用料が無償化されます。
「一条校認定」を受けていれば義務教育となり授業料はかかりません。無認可の場合は無償化の対象にはなりません。
文部科学大臣が指定する各種学校や国際的な評価団体の認定を受けている学校であれば、私立校の就学支援金の対象となります。
高等学校等就学支援金制度の対象として指定された外国人学校等はこちらの通りです。
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/mushouka/1307345.htm
公立校の小学校と中学校は義務教育のため授業料は無料です。私立校でも、2020年度からは就学支援金が支給されるため、授業料の負担は減少しています。インターナショナルスクールの場合、初等部から高等部までの12年間で2,400万円~3,600万円が必要となります。
インターナショナルスクールの学費は、公立校や私立校に比べて高額ですが、支援金制度やオンラインコースの利用などで費用を抑える方法もあります。
学校を選ぶ際には、メリットとデメリットを理解し、必要な予算をしっかりと検討することが重要です。お子様の将来や目的に合った最良の教育環境を見つけるための参考にしてください。
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