この記事はTOLI様からご寄稿いただきました。
1980年以前、「カーペット」とは「ロールカーペット」を意味しました。商業施設・ホテル・空港・住宅様々な空間で使用されていました。
ロールカーペットの良さは;
- 暖かい
- 歩く、座る、寝転がる時の心地良さ
- 遮音機能
- 埃を吸収することによる良質な室内空気環境
- 転倒によるショックの軽減
- 多様なデザインと豪華な感覚
しかしながら、不便な点もあります;
- 部分補修の難しさ
- 施工の複雑さ
- 重さと長さによる輸送負担の大きさ
- 保管スペースの確保の必要性
1980年代以降、「タイルカーペット」がヨーロッパ、アメリカ、そして日本において普及し始めました。オフィスのオートメーション化がオフィス空間を変化させます。デスクトップPCは電源、プリンター、インターネット等に繋ぐ多くの配線を必要とします。人々は時折無意識に配線につまずいたり踏んだりして電源やインターネットを切ってしまいました。配線を下に隠す二重床が有用となり、タイルカーペットはその上に敷く最適材料になりました。簡単に施工し貼り替えメンテナンスが出来ます。
ロールカーペットの不便な点の多くをタイルカーペットが解決出来たのです。
反面、当初はロールカーペットと比較して意匠性に劣りました。しかしこれ技術の進化によって改善されていきます。
タイルカーペットの市場はオフィスから他の様々な空間に拡大していきます。
1960年代から70年代、多くの日本の住宅では畳の部屋以外ロールカーペットが施工されていました。しかしその後、木床が住宅床のメインとなり、ロールカーペット市場は縮小しました。しかしこのような状況の中でも木床の上に置き敷くロールカーペットとラグマットの需要は残りました。
1980年代にタイルカーペットが発明された後、1990年代東リが住宅用のタイルカーペットを開発しました。木床を傷つける事無く施工でき簡単に貼り替えも出来ます。
現在、この住宅用タイルカーペットは「ファブリックフロアー」と言う名前で販売されています。簡単にコーディネーター出来ので、あなたのオリジナルなインテリア空間を創って下さい!
簡単な施工とメンテナンス、高品質な衝撃吸収性、優しく心地良い感触
ペットに優しい
子供が楽しみ遊べる
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