水止舞(みずどめのまい)

水止舞(みずどめのまい)

スタート地点は、大田区立大森第一小学校前の交差点となります。 700年という長い歴史がある伝統芸能で、大田区では小学校の教材にも掲載されいます。

水止舞の起源は、元亨(げんこう)元年(1321)年に遡る。武蔵の国(現在の関東辺り)が大干ばつに見舞われた際、住職の第二世法蜜上人がワラで龍像を作って祈祷を捧げ、雨を降らせた。しかしその2年後、今度は長雨が続き、田畑が流出。長雨は2年前の雨乞いの祈祷(※)のせいだと上人を恨む人が出てきたため、上人は今度は獅子の仮面を3つ作って「水止(しし)」と命名。それを農民にかぶらせて舞わせ、太鼓を叩かせ、法螺貝を吹かせ、龍神に雨がやむよう、「水止」の祈祷(※)を捧げたところ雨は止み、人々は感謝の舞として、「水止舞」を捧げるようになった。

「水止舞」は、約700年の歴史を持ち、昭和38年に東京都無形民俗文化財に指定されています。

日時
2025年7月13日
13:00 - 15:00
会場
厳正寺
参加費
住所
3-chōme-7-27 Ōmorihigashi, Ota City, Tokyo 143-0012, Japan